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ヤマハの先生へのカミングアウト [アスペルガー障害]

先日ヤマハの先生にイブがアスペルガー障害であることを伝えてきました

家で「アスペルガー症候群の特徴・対応策例・イブの対応策具体例」をWordで作成してたものを見せながら話を切り出しました

「『アスペルガー症候群』って知ってますか?」と聞くと
「はい」と意外な答えが返って来て驚きました

普通は「聞いたことはあります」という返答が多いからです

先生は
「実は今二年生なる女の子がアスペルガー障害で その子も三歳児健診くらいで分かり お母様からお話されて 今でもグループレッスン受けてます」とおっしゃいました

その女の子のお母様がアスペルガー障害のお話をされた時は(4年前くらい?)
先生もネットでアスペルガー障害のことを少し調べたそうです

大体ことは頭では分かってるけど
パニックになった時の対応策が分からないと言われました

それはもう その時の状況判断なので 親でも難しいのです
すぐにパニックが治まることもあれば
同じように対応しても治まるどころかエスカレートすることもあるんです

だから そのパニックを起こす対象物から離すことが一番いいのですが
(例えば別の部屋へ行くなど)
イブはヤマハのレッスンに限っては
レッスンを受けたい気持ちが大きいのでそれは逆効果!

なので
問題を解決する・・・しかないことを伝えました
例えば
「どこを弾けばいいか分からない!」とパニックを起こしたら
先生が「ここよ」と手を持って行って教えてあげる

「レッスン本のシールの貼り方が分からない!」と前のレッスンの時のようになった場合は
お友達の本を見せながら貼らせる

など・・・・・

赤りんごコースから一緒にレッスンを受けているお友達2人のママには
イブがアスペルガー障害であることは伝えていることを話すと
「だから シールで大騒ぎして泣いた時 Aちゃんのママは優しく見せてあげてたんですね」とおっしゃいました

私はこの言葉にちょっと引っかかるものがあったのです
まあ たかがシールですよ
まあたかがシールだったから 先生もキレたんだと思うんだけど・・・

でもまだ4歳なんです
他の理由で泣くこともあるじゃないですか!
先生だってお子さんがいます(小学校高学年)
4歳なんてまだまだ気分にムラがあって
疲れている時 眠い時 具合が悪い時
泣くこともあるじゃないですか!
と思った訳ですよ

アスペルガーではなくても
もう少し 優しく対応してくれてもよかったじゃない!
と思ったんです
確かに1人1人に丁寧に対応していたら
レッスンは進みません
でも うちのクラスは5人で 他のクラスより少ないのです

冷静に話しを聞いてくださって
同じアスペルガーの2年生の女の子もグループレッスンを続けている話には
希望を持てましたが
先生を信頼する気持ちが少しなくなってきています

でも 分からないのも分かるんです
アスペルガーの子を育ててみないと分からないのは当然です

次回のレッスンからどうなるか分かりませんが
先生が少しでもフォローしてくださり
先生とイブのストレスが減り 楽しいレッスンになることを願っています





<今回の告知のことで考えたこと>

私は今回アスペルガー障害であるとはっきり障害名を言って伝えるか
それとも こういう気質があるのでこういう点に注意して欲しいと伝えるか迷いました

それは自分が『イブがアスペルガー障害である』
と完全に受け入れていないのだと分かりました
頭では イブはアスペルガーなんだ・・・と思っていはいても
・まだアスペルガー障害のテストを受けて出された診断ではない
・もしかしたらボーダーラインかもしれない
・障害までいかず そのままアスペルガー気質として成長していけるかもいれない

という思いがまだ心の中にあるのが分かりました

まだ予約はしていませんが
そろそろまた病院に行く時期です
その時の診断結果で これからイブがアスペルガー障害であることをもっとオープンにするか
考えていこうと思っています

周りの理解があれば
もっともっとアスペルガーの人たちが生き易くなると思いますから・・・・・

海外ではアスペルガー障害などの発達障害の理解がすすんでいて
受け入れられやすいそうです

イブに英会話を習わせておこうかなーなんて
そこまで考えてしまいます



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いっちゃん

yukiさんが、イブちゃんの症状を
障害であるのか、気質であるのかを
悩んでいるの分かります。

妹は結局、甥っ子に対する対応が
ひどかった小学校を転校しました。
転校先では恐いくらいうまく行ってるんだそうです。
子供同士だとワリとなんでも受け入れられる
じゃないですか。
だから子供より大人の対応なんですよね。

ヤマハの先生も、今後の対応を
改善してくれるといいですね。
でもイブちゃん、エレクトーンを一生懸命なの
えらいなー。
by いっちゃん (2008-04-18 11:08) 

みえまる

前回の記事のときも思ったのですが・・・(※あくまでも個人的な感想です)、
その先生はわりと感情が表に出てしまうタイプなのでしょうか。
子供相手とはいえ、人間ですからイラッとくるのは誰しも同じだと
私は思っていますが、、、
ふみふみが前に行ってたリトミック(先生はヤマハの方)では、
何十人がどれだけ騒いでも、先生はちゃんと子供子供の気持ちを
くみとった対応をされていたのを見て、感心した覚えがあります。

イブちゃんが楽しくレッスン出来ることがもちろん一番大事ですが、
今後ももし、引き続きyukiさん側に何かしらのわだかまりの残るような
対応しかしていただけないとしたら、そこがその先生にとっての
『限界』なんだと諦めることももしかしたら必要になってくるかも
しれまんせんね。。。 
子供の習い事って、先生と親の相性も関係あると私は思います。
イブちゃん、yukiさんが楽しくレッスンに通えることを祈ってます☆
by みえまる (2008-04-18 12:55) 

ゴーパ1号

先生にお話しされたのですね。
今後のレッスン、気持ちよい時間が共有出来るといいですよね。
ただ、yukiさんが先生に抱き始めている今の気持ちもわかります。


by ゴーパ1号 (2008-04-18 23:43) 

yuki

◇いっちゃんさん
>障害であるのか、気質であるのかを
まだ小さくて アスペルガー障害の診断テストを受けてないんです
受ける必要があるかどうかも分かりません
ただ半年に一度の診察に行く予定なので
その辺を相談してみようと思っています

>小学校を転校しました
そうですか
大変だったでしょうね・・・
そういうケースは沢山あるようです
もっともっともっと教師も勉強して理解するよう努めて欲しいと願っています
教師も大変でしょうが
知的障害がなく 普通小学校に通うことになってるのですから
歩み寄るよう 大変な時が多いのですから その時はフォローしてくださることを願っています
転校先ではうまくいっているのですね!
もっと発達障害の子が周りに当たり前に知られて
そういう個性の子として自然に受け入れられる日がくることを願っています

◇みえまるさん
>その先生はわりと感情が表に出てしまうタイプなのでしょうか。
そうですね・・・
優しい・・・というよりは厳しい方かもしれません
時々「恐い」と思うこともあります
一応お休みを確認しただけなのに
「紙渡しましたよね?」と強い口調で言われたことがあり
結構堅いというか ヒステリックな感じもします
赤りんごコースの時は歌って踊って楽しくやってたのですが
やっぱりエレクトーンを「弾く」作業が入ってきたので
先生にも「ここまで今日はしなくてはいけない」というところから
以前より厳しくなったのかもしれません

>今後ももし、引き続きyukiさん側に何かしらのわだかまりの残るような
対応しかしていただけないとしたら、そこがその先生にとっての
『限界』なんだと諦めることももしかしたら必要になってくるかも
しれまんせんね。。。 
そうだねー
イブも環境の変化に弱いので
名古屋にいる間は変るつもりはないけど
それでも納得いかない場合は 止めてもいいし 曜日を変えてもいいしね・・・
習い事は楽しくやりたいよね♪

◇ゴーパ1号さん
先生としての立場でのご意見ありがとうございました
赤りんごコースの時は歌って踊って楽しく過ごしていたのですが
やはり年少コースからは親も「楽しい」気持ちが薄れてきたように思います
「弾く」という練習が入ってきたからでしょうか???
イブがアスペルガーと伝えた日もう一つ「え?」と思うことがあって・・・
何かの話からイブのことを伝えているお友達2人のママの話になって
「お2人のお母さんもそんなに教育熱心って感じの方じゃありませんしね」と先生がおっしゃったんです
この言葉ふに落ちません
もしかしたら一生懸命かもしれないけど子供がやる気がないのかもしれない・・・
親が一生懸命やるものではないはずです
応援してあげることはできても
熱心になるのは子供だと思うんです
見た目だけで「教育熱心じゃない」と判断するのはいかがなものか???と思った訳です
私もイブが嫌がらずレッスンに参加するだけでいいと思ってます
今後はどうなるか分かりませんが
半年に一度面談もあるようですし
先生と協力し合っていけたら・・・と思ってます
by yuki (2008-04-21 23:38) 

ももんにゃ

yukiさんのコメントを見て、先生に抱いたわだかまりのようなものがとてもよく分かりました。
ヤマハはグループレッスンなので、先生はもっと効率的にレッスンを進めたいと思っているのかもしれませんね。

記事を読む限りでは、イブちゃんはすごく集中してがんばっていますよね。つらいレッスンなら無理して続けることはないですが、頑張れるなら続けてもいいのかな・・・?と思います。
昨年通っていたところ(音楽教室ではありませんが)にも、アスペルガーの男の子が2人いました。でも2人とも同じではなく、拘りもパニックになる場面も全然違うし、本当に「ひとそれぞれ」という感じでした。でも子どもに対してスタッフが多く、とても丁寧に対応していて、1年間通った後は2人ともとても落ち着いていました。

子どもは周りが正しくサポートしてあげれば、どんどん伸びることができるんですよね。
by ももんにゃ (2008-04-22 09:32) 

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